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あんしん!介護ナビ (全3回)

老後のライフプランをどう立てるか"を鈴木克昌氏がナビゲート

介護はライフプランの一部(全3回)

株式会社FPスピリット代表取締役
鈴木 克昌(すずき かつまさ)

第2回 自宅の活用による老後資金の捻出法

老後の生活資金が不足する場合、自宅を所有していれば、それを有効活用して生活資金を生み出すことができます。
有料老人ホーム等へ入所する場合には、自宅の賃貸や売却によって資金を作ることができますが、自宅に住み続けたいという場合であっても、リバースモーゲージという方法を使えば、自宅を有効活用することが可能となります。

リバースモーゲージとは、自宅を担保にして生活資金等を借り入れ、契約者が亡くなったときに自宅を売却して借入金を一括返済するという仕組みのローンです。一般の住宅ローンとは異なり、負債が年々増加していくことから、リバース(逆の)モーゲージ(担保)と呼ばれています。

リバースモーゲージは、1981年に東京都武蔵野市が初めて導入し、2003年からは、「長期生活支援資金貸付」という名称の国の制度として、各地の社会福祉協議会において実施されています。(ただし、マンションは対象外です。)この制度では、利用世帯に所得制限が設けられていますが、所得要件に該当しない人のためには、民間のリバースモーゲージ商品もあります。
民間の商品は、信託銀行、銀行、住宅メーカーなどから、様々なタイプの商品が提供されており、中には、自宅を賃貸して、住み替えや老人ホームへ入所するために利用できるものもあります。

自分の資産を自分のために使うという意味で、自宅の有効活用も検討してみる価値があると思います。

写真:鈴木克昌さん
プロフィール
鈴木 克昌(すずき かつまさ)
株式会社FPスピリット代表取締役
ファイナンシャルプランナー(CFP®)、行政書士身
1958年東京出身
早稲田大学法学部卒業
教育業界を経て、1997年鈴木FP行政書士事務所開設、2003年株式会社FPスピリット設立。
生活設計から資産の運用・管理、相続対策まで、暮らしとお金に関するアドバイスとマネープランの作成、及びその実行支援業務に携わる。
2000年〜2005年東京都杉並区介護保険運営協議会委員。
現在、NPO法人「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」監事、NPO法人「暮らしと資産の総合相談所」理事、医療法人社団彩葉会監事、千葉経済大学短期大学部非常勤講師。
「ライフプランがあなたの資産を殖やす」「金融商品の選び方」(ともに日本経済新聞社)ほか、共著多数。
株式会社FPスピリット:http://www.fp-spirit.com/

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